2008年06月23日

簡易保険料の前納割引率

 民間の生命保険等の前納割引については、先に紹介した所であるが、今回は郵便局の保険商品である簡易保険に関する前納割引について紹介する。

 簡易保険の場合は、月払いが原則であり、これを数ヶ月ないしは数年の単位で前納できる。 なお、前納による割引率は、オープンにされていて、例えば、平成20年4月1日以降の割引率は以下のようになっている。

 ●3ヶ月分前納  月額保険料の0.06ヶ月分   2%割引
 ●6ヶ月分前納        0.15ヶ月分
 ●1年分前納         0.35ヶ月分
 ●2年分前納         0.78ヶ月分
 ●3年分前納         1.30ヶ月分      
 ●5年分前納         2.64ヶ月分
 ●10年分前納         8.52ヶ月分  
 ●20年分前納        36.08ヶ月分  15%割引

 当然ながら前納の期間が長くなればなるほど、割引率も増していく構造になっている。3か月分の前納だと割引率は2%程度であるが、期間が2倍の6ヶ月になれば割引率は2.5%と高くなる。 最大20年で15%の割引率である。 これは民間の保険の倍程度であり、高い割引率といっていいだろう。

 この簡易保険であるが、郵政民営化に伴い、その運営は、郵便貯金・簡易生命保険管理機構に移されている。 また新たな販売も行っていない。

 割引率 ★★☆☆☆ 今時20年で15%割引は高い。

 
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2008年03月23日

民間保険商品の前納割引

 生命保険や個人年金、養老保険等には保険料を前払いする前納制度があり、これを利用することにより保険料を安く済ませることができます。
 通常、保険の場合は、月払い、半年払い、年払い、一時払い等の支払い方法がありますが、これに加えて、年払いの「前納」という支払い方法のオプションがあります。
 前納には、一部の期間を前払いする一部前納と全期間に渡って前納する「全期前納」とがあります。この仕組みは、保険会社が被保険者から保険料を預かって、所定の期間ごとに保険料に充当する意味合いのもので、いわば保険会社に資金を運用してもらっている形になります。 
 従って、一時払いとは異なり、解約した場合は、解約時点以降の保険料は全額は払い戻されます。 また税金控除についても毎年控除が受けられるかたちになります。

 保険料は、まとめて払えば、払うほど割引率は高くなり、基本的には、以下のような感じになります。

  月払い→半年払い→年払い→前納→一時払い

 前納による割引率は、当然ながら市中金利が高ければ高いほど、高くなります。 管理人の実体験では、平成元年に契約した個人年金(基本年金80万円/年×15年)は、年払いだと15万円程で(15万×30年=450万円)、これが30年前納で230万円程とほぼ半額(割引率50%)で、非常に得した気になったものです。 最終的には、これが1200万円の価値になるわけですから、ものすごいいい買物をしたような気分でした。

 現在では、前納による割引率がどの程度か、民間の保険会社は、この辺の数字をオープンにしていません。但し市中金利、例えば定期預金の金利よりは良さそうです。 なお、オールアバウトのガイド記事によれば30年前納で8%前後という調査結果が出ています。
 金利が上昇しつつある局面では、10年、20年、30年という全期前納というよりは、もう少し短期型の前納(通常3年〜全期までの前納がある)を選択したほうが良さそうです。 また、定期預金等の金利等と比較しながら前納がよいかどうかを比較するのも一つの方法だと考えます。

 いずれにせよ、低金利時代は、こんな方法もあるということを分かりながら節約ないしは資産形成を考えるといいでしょう。


 割引率 ★☆☆☆☆ 30年で8%はちょっと厳しい割引率



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